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月川拓海の世界 2018/1/23

2Dや3Dコンテンツの販売手数料について調べてみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2018/01/23(火) 22:49

月川がベンダー(販売者)になるのは、まだまだ先の話になるのですが、2Dや3Dコンテンツを販売する時には、販売手数料がいくら取られて、販売者はいくらもらえるのかが気になって調べてみました。

昨日、GumroadでZBrushのブラシを買った時に、Gumroadについて調べると、販売手数料が破格に安いと書いてあったので気になったのです。

1. Gumroad
 販売金額のうち5%+0.3ドルが手数料として徴収され、95%-0.3ドルがコンテンツ販売側に支払われる。
2. Cubebrush
 販売側は、自分の店なら5%が手数料として徴収され、95%の利益が販売側に還元される。
 Marketplaceに出品すれば30%が手数料として徴収され、70%の利益が販売側に還元される。
3. Renderosity
 Renderosity以外でも販売しているアイテムは、50%が手数料として徴収され、残り50%がコンテンツ販売側に支払われる。
 Renderosityでのみ販売しているアイテムも、50%が手数料として徴収され、残り50%がコンテンツ販売側に支払われる。
 Renderosityでのみ販売していて、売り上げトップグループに入っているアイテムは、40%が手数料として徴収され、60%が販売側に支払われる。
 ソフトウェアパッケージやユーティリティプログラムは30%が手数料として徴収され、70%が販売側に支払われる。
4. DAZ 3D
 純売上高の50% が手数料として徴収され、残り50%がコンテンツ販売側に支払われる。
 トップ30のアーティストには、優遇措置がある。
 トップ1~15は手数料が35%で残りの65%が販売側に支払われる。
 トップ16~30は手数料が40% で残りの60%が販売側に支払われる。
5. Reallusion
 50%が手数料として徴収され、残りの50%がコンテンツ販売側に支払われる。

総合的に見ると、GumroadとCubebrushでは販売手数料が約5%しか取られないのに対して、Renderosity、DAZ 3D、Reallusionでは約10倍の50%もとられるということが分かりました。

手数料からだけ見るとGumroadとCubebrushが圧倒的に有利ですが、販売側は、YouTubeやHPなどでコンテンツを自分で宣伝しないとコンテンツが人目に触れる機会は少ないので、売れる可能性も低くなります。Renderosity、DAZ 3D、Reallusionでは、人目に触れる機会があるので、売れる可能性は高くなります。しかし、あくまで「人が欲しがる物」でなければ、たくさん売れることはないと思います。

今日の絵は、ZBrushのFurブラシを使った いたずら描きです。

                    Furブラシで男性のヘア

Furブラシ3

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