大きくする 標準 小さくする

この記事を書いたメンバー

月川拓海の世界

Genesis 8 Maleでの自作モーフの作り方

投稿日時:2018/12/27(木) 23:51rss

自作モーフの作り方について、自分なりのメモをつくってみました。
たくさんの方のサイトを参考にさせていただいたので、最後の方にリンクを貼らせていただきました。

今回つくったモーフは、Genesis 8 Male(G8M)のKeodin for Genesis 8 MalesをZBrushで頭部を加工したキャラクター(Jurian Head2と名付けました)です。体はJulian Bodyと名付けて後で同様にしてつくります。

ZBrushで加工する前の段階から始めます。
1. G8MのKeodinの睫毛と眉毛を削除する。(後でちゃんと付けられるので心配無用)
2. Keodinを選択してParametersタブのResolusion LevelをHigh ResolutionからBaseに変更する
3. File/Send to ZBrushを選び、GoZ Export Options画面の2つの項目にチェックを入れたままAcceptをクリック
4. ZBrushでMoveTopological、Smooth、ClayBuildup、Standardブラシを使って頭部だけを加工
5. GoZをクリック、出てきた画面のContinueをクリックし、DAZ Sudioに戻す
6. GoZ Update Options for Koedin画面のCreate Morphにチェックを入れて名前を付け、Acceptをクリック
  既存のモーフに上書きしたい場合は、同じ名前をつけてOverwrite EXisting Morphにチェックを入れる
7. Parameter/Keodin/Zbrushに名前を付けたモーフ(Jurian Head2)ができているので、適用する
8. このキャラクターを選択して、File/ExportからJulian Head2と名前をつけてObject形式で出力する
9. このキャラクターを削除し、新たにG8Mを画面に呼び出し、睫毛を削除する
10. G8Mを選択してParametersタブのResolusion LevelをHigh ResolutionからBaseに変更する
11. G8Mを選択したまま、Edit/Figure/Morph Loader Proを起動し、Show Individual Settingsをクリック
12. 出てきた画面のChoose Morph Filesをクリックし、Julian Head2を読み込む
13. Julian Head2の左の▶マークをクリックし、Property Groupの右のMorphs/Morph Loaderを左クリック
14. 出てきた画面からActor/Headを選ぶ
→ 後にActor/Head/People/Real Worldに変更しました
  後に作った体のモーフ「Julian Body」は、Actor/Full Body/People/Real Worldに
  頭と体、つまり、全体「Julian」のモーフは、Actor/People/Real Worldに入れました。

15. その他の設定は下図の通りにしてAcceptをクリック
モーフの登録 Julian Head
Create Control PropertyとReverse Deformationsはyesにする(G8Mの他にKeodinを使っているため)
モーフを上書きしない場合は初期設定のMake Uniqueでいいが、既存のモーフに上書きする場合は右クリックでDeltas Onlyを選択する
16. Fille/Save As/Support Asset/Morph Asset(s) で保存したいモーフにチェックを入れてAccept

モーフの保存 Julian Head

解説
1. 睫毛と眉毛は加工した後で付けた方が上手く付けられる。
  これらを別々に加工して別々のモーフとして登録してもよい。
  ★睫毛をつけるには、G8M/Anatomyを選択した時に下の画面にでてくる「Genesis 8 Male Eyelashes」というAttachmentをクリックし、アタッチする。黒縁がついているので、これを選択してG8M/Materials/Base MaterialsのBase MAT Eyelashesをクリックすると黒縁が抜けて綺麗な睫毛になる
2. これを怠ると6.の段階で「Warning: Geometry did not match, failed to create morph.」という警告が出てモーフをつくることができない。
15. Reverse DeformationsをYesにするのは、Keodin というShapeを適用した状態で、変更した部分だけをモーフとして設定するため。Growing UpやShape MasterのようにShapeが変わる場合にYesにしないといけない。純粋にG8MだけならNoでよい。
16. 保存されたモーフは月川の場合、次のフォルダーに格納されている。これは人によって違うと思います。
削除したい場合はクリックで選んで、左クリック/削除で自由に削除できます。
  D/User/Public/Document/DAZ 3D/My DAZ3D Library/data/DAZ 3D/Genesis 8/Male/Morphs/Tsukikawa/TT Julian/Julian Head2

参考にさせていただいた動画やサイト
Creating a Genesis 3 Female facial morphs in ZBrush - Daz 3D
Genesisでキャラを作る1(モーフの作成) by いろは雑記
純少女 Take17 Genesis 8 自作モーフの作り方【Blenderを使う場合】by 3DC純少女
【D|S】自作モーフを登録する方法 1by Create3D
【D|S】自作モーフを登録する方法 2by Create3D

なお、モーフをつくる時に目をいじりすぎると、きちんと目を閉じることができなくなります。
そういう時にはEyeClosedという修正モーフを作ります。
作り方は以下のサイトを参考にしてください。

EyeClosed修正モーフの作り方 by いろは雑記
オリジナルキャラ作成時の目の補正 [改訂版] by いろは雑記
【ZBrush】目を閉じるモーフを作る。1 by Create3D
【ZBrush】目を閉じるモーフを作る。2 by Create3D

さらにつくったモーフのアイコンの作り方は、次のサイトを参考にしてください。
Genesisでキャラを作る2(アイコンの作成) by いろは雑記

下の左はKeodinを加工してつくったJulian、右はオリジナルのKeodinです。クリックで拡大。
あんまり変わらないし、目指したようなイケメンにもできなかったです。
G8Mを加工した方が癖がなくてやりやすいかもしれません。
★Julian
この記事は外部ブログを参照しています。すべて見るには下のリンクをクリックしてください。

記事タイトル:Genesis 8 Maleでの自作モーフの作り方

(ブログタイトル:月川拓海の世界)

トラックバック一覧

アーカイブ