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月川拓海の世界 2017/8

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ZBrushで髪の毛を作り始めました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/08/08(火) 23:08

ZBrushで髪の毛を作る動画をピックアップしてみました。iCloneに移植して綺麗に揺らせることができるような髪形を作ることが目的なので、ファイバーヘアやヘアの塊を彫っていく動画は含んでいません。




手持ちのIMM Hairブラシには、巻き毛や三つ編みなどもあって、使いこなせたら、きっと素敵な髪の毛をつくれるだろうなと期待が膨らみます。

しかし、動画を見ていると簡単そうに見えたのですが、髪の毛のカーブを反転させる段階でつまづいてしまいました。たいていのIMM Hairブラシは、上から下にブラシを動かすと上が細く、下は太くなっています。動画ではブラシエディターでカーブを水平方向に反転させて、アクティブなブラシをクリックすると、上が太く、下が細く変化していますが、そうならないのです。設定のどこかが違っているのだと思うのですが、ビデオとZBrushのバージョンが違っていたり、英語表示だったりするので、原因が分からず、前に進めません。

今日の絵は、ZBrushの手持ちのIMM Hairブラシで、いたずら書きしたものです。
ZBrushヘア

今後の目標とXMD Lifetime Membershipブラシのダウンロード

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/08/06(日) 23:12

今後の方向としては、江戸の町での捕り物帖やゴシック館でのミステリー物語、未来都市での戦闘アクションなどの動画をつくってみたいですね。エフェクトとかいっぱい入れて、ライトの研究もして、アートとして通用するくらいに美しくというのが理想です。

それにはまず、アートとして通用するくらいに美しいキャラクターをつくらないといけないわけで(この時点ですでに負けが見えている気がしますが)、iCloneキャラクターやDAZキャラクターの加工に加えて、服や髪の毛もつくっていきたいと思っています。それから髪飾りやカンザシなどのアクセサリーの制作も手掛けたいです。地形や建物も、と結構欲張りな目標を持っています。

マーケットプレイスなどで販売できるようなものがつくれれば販売もしたいと思っています。販売できるレベルでなければ無料素材として提供していきたいです。

すべての始まりは、モデリングが上手くできるようになることなので、今日、Michael DunnamさんのXMD Lifetime Membershipの1000を越えるブラシをすべてダウンロードしました。この素材は10日程前に買ったのですが、必要な時に必要なブラシだけをダウンロードして使うつもりでした。しかし、XMD ToolBoxというツールで管理すれば、いつでも必要なブラシを見つけられるようなので、全ブラシをダウンロードしておくことにしました。

XMD ToolBoxに全ブラシを入れる方法や管理の仕方については動画があったので、この方法でやっていこうと思います。




旧世代の服をG3F用にコンバートするツールを試してみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/08/04(金) 22:11

Wear Them All - Autofitting Clones and Clothing Smoothers for Genesis 3 Female(s)(24.95ドル) を買って、旧世代の服をG3F用に上手くコンバートできるかどうかを試してみました。

この素材は、Genesis 2 Male(G2M)、 Genesis、 Victoria 4 そしてMichael 4 用の服をGenesis 3 Female(G3F)で使えるようにするツールです。

一番の目的は、Genesis用の振袖をG3Fに着せてiCloneで踊らせることでした。

旧世代の服やドレスが使えるということで、これまでにもPoser 覚書さんぼたんさんなど、何人かの方がこのツールの紹介をされています。

しかし、このツールで変換した服を着用させたキャラクターをiCloneに移植して、ちゃんと動かせるかどうかを調べた報告はありません。なので、自分で調べることにしました。

結論を言いますと、G2M、Genesis、Victoria 4、Michael 4用の服のいずれも、体にフィットした服はわりと綺麗に着せられたのですが、袖のある着物のような服では上手く着せられませんでした。
★1ピッタリの
上の画像は、左からG2M、別のG2M、Genesis、Victoria 4、Michael 4 用の、いずれも体にフィットした服をG3Fに着用させたものです。

★2着物失敗
上の画像は、左からGenesis、Victoria 4、Michael 4 用の着物をG3Fに着用させたものです。GenesisとMichael 4 用に関しましては、横から見たキャラクターも入れておきました。

この製品に付属していたガイドを読んで「Edit - Geometry - Convert to SubD」や「 Edit - Geometry - Apply Smoothing Modifier」といった処理を施しても着物は上手く着せられませんでした。

ちゃんと服を着用できたキャラクターは、iCloneに移植後も上手く動かすことができましたが、上手く着用できなかったキャラクターは、iCloneに移植しても上手く動かすことができませんでした。

★3DAZ Studioでの動きの
上の左の画像は、Genesis用の振袖を着用させたキャラクターをDAZ Studioでポーズ変更したもので、すでに袖が破たんしていました。右の画像は、これをiCloneに移植して動かしてみたもので、当然のことながら、袖が破たんしていました。

★4ボーン
上の画像は、左がG3Fで右がGenesisです。ボーンを表示しています。
Genesis用の振袖には袖にボーンが仕込んであり、G3Fに「Fit to」するまではボーンがちゃんとあります。しかし、「Fit to」した瞬間に袖のボーンが消失してしまいます。
ZBrushで袖のメッシュの形を整え、きれいな形にしても、「Fit to」した瞬間に変な形になってしまいます。

★ウエイトマップ
上の画像は、左がG3Fで右がGenesisです。ウエイトマップを表示しています。
どちらも同じなので、ウエイトマップが原因ではないようです。

GenX2による処理でも完璧な移行は難しく、世代間のモーフ移行はもともとのメッシュ構造が同一ではないため、近似にすぎず、完璧に同一にはならない。という報告もあり、自分でもGenX2の他、Texture Convertor、Cross Dresser4など過去にもいろいろ試して痛い目に会っていたことを思い出しました。

というわけで、せっかく買ったツールでしたが、Genesis用の振袖をG3Fに着せてiCloneで踊らせるという目的のためには役に立ちませんでした。残念です。


iCloneに移植するテクスチャはIray用か3Delight用か?

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/08/02(水) 22:03

結論から先に言いますと、iCloneに移植するテクスチャは、3Delight用のテクスチャよりもIray用のテクスチャをつけた方が綺麗です。しかし、素材によっては、一見しただけではあまり変わらない場合もあります。

最近のDAZ Studioの素材には、テクスチャまで3Delight用とIray用に分かれているものが多くなりました。

■V7比較
上の画像は、DAZ StudioでレンダリングしたVictoria 7です。左は3Delightレンダリングで、右がIrayレンダリングです。DAZ StudioではIrayレンダリングの方がはるかに綺麗です。

■iCloneレンダの
上の画像は、iCloneでレンダリングしたVictoria 7です。左は3Delight用のテクスチャを、右はIray用のテクスチャを貼り付けています。iCloneでレンダリングしたVictoria 7では、どちらのテクスチャでもあまり変わりません。

下の2枚の画像はDAZ StudioでBohemian Dreamsをレンダリングしたものです。プレビュー画面をそのままレンダリングしていて、ライトなどは足していません。


■3Delightのの
上の画像は、DAZ Studioの3Delightレンダリングです。暗くてよく見えません。ライトを足して明るくすれば、もう少し綺麗に見えます。

■Irayの
上の画像は、DAZ StudioのIrayレンダリングです。色鮮やかで大変綺麗です。

■iCloneレンダTableの
iCloneでレンダリングしたBohemian Dreamsのテーブルです。左は3Delight用のテクスチャを、右はIray用のテクスチャを貼り付けています。右のIray用のテクスチャを貼り付けた方が綺麗です。
しかし、残念なことに両方ともキャンドル立てのガラスのテクスチャが取れてしまっています。Iray用では皿のジェムストーンのテクスチャまで取れてしまっています。ガラスや宝石などの微妙な透明度を持った素材のテクスチャは、上手くiCloneに移植できないことが多いです。

■iCloneレンダTable修正の
手付けでテクスチャをつけてみましたが、上手くできませんでした。これは3DXchangeの開発プロジェクトチームの方々に頑張ってほしい課題です。

ボヘミアンベッドで動画を作ってみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/08/01(火) 00:17

とても綺麗なボヘミアンベッドの素材をDAZ 3Dで買ったので、女性がくつろいでいる動画をつくってみました。

キャラクターは、Genesis 3 FemaleをZBrushで加工したものです。
モーションはReallusionのHuman Mocap Female Casual Movesを主に使っています。

使わせていただいたアイテム
1. Bohemian Dreams
2. Monokini for Genesis 3 Female(s)
3. SOTO's Vincent for The Freak 4
4. Estal Hair
5. Human Mocap Female Casual Moves
6. サウンド   甘茶の音楽工房さんの「閉ざされた正方形の空間」 
7. 編集と出力  CyberLink PowerDirector 15 Ultra


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