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月川拓海の世界 2017/10/20

デジタル写真から3Dデータを作るソフト

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/10/20(金) 17:27

複数のデジタル写真から3Dオブジェクトを作るソフトについて調べてみました。
いろんなソフトの紹介が、デジタル写真から3Dデータを作るソフトの紹介で詳しく書かれています。

他のサイトなども調べた結果、iCloneで使えるアイテムを作れそうなソフトとして興味を持ったのは次の2つでした。
1. STRATA FOTO 3D CX :日本語版あり。Too.では24,000円。
 シンプルな背景に専用のマットシート上に置いたオブジェクトのまわりをデジタルカメラで撮影し、
 これらの写真から形状とテクスチャーを自動的に抽出して、高品質な3Dモデルを生成する。
2. STRATA FOTO 3D CX 2:日本語版あり。
 販売元である本家のサイトでは399ドル。Too.では60,000円、楽天では55,425円。
 1. の上位版で、専用のマットシートを使用せずに3Dモデルを生成できる。
 屋外にある大きな建物なども作れる。
 Adobe製品と連携して利用できるプラグインが実装されている。
 Photoshop用のプラグイン機能を使用しなくても、Strata Foto 3D CX 2のみを使って、
 デジタルカメラの写真から3Dモデルを生成することもできる。
 フォトリアリスティックなUVテクスチャを自動で作成できる。
 オプションのPhotoshopプラグインには、CS 4またはCS 5.xが必要。
 プラグインはCS 6とは互換性がない。
 Decimatorがついているので、ポリゴン数を減らすことができる。
 保存およびエクスポートは、VRML、Collada、3DS 形式。


★ 実は、調べていくうちに、STRATA FOTO 3D CX以外にAutodesk Remakeという優れたソフトが、つい最近まであったので、記録として書いておきます。

Autodesk Remakeは、以前は、Autodesk Mementoという無料のプラウザサービスだったのですが、2016年5月にAutodesk Remake として正式にリリースされました。しかしながら、現在、Autodeskの公式サイトの全製品の中には「Autodesk Remake」はありません。「Autodesk Remake」に代わってRecap photoのページへ飛ばされます。

Autodesk MementoやAutodesk Remakeを賞賛する記事は次のようにたくさんあるので、もう使えなくなったことは、とても残念です。
写真から3Dモデルが無料で作成できる「Memento」の使い方と撮影のコツ
写真から3Dデータを作ってみた
Autodesk ReMake 登場
写真から簡単に3DCGデータ自作してVRで見よう


Autodesk MementoやAutodesk Remakeが使用中止になり、屋外にある大きな建物なども作ろうと思ったら、現段階ではSTRATA FOTO 3D CX 2が一番いいのではないかと思います。

STRATA FOTO 3D CX 2Jのデモ版が公開されているので、ダウンロードして使ってみようと思います。

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