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月川拓海の世界 2017/9

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Genesis 8 FemaleのZBrush加工でトラブル発生

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/09/06(水) 23:40

Genesis 8 Femaleの美形キャラNylyssaをiCloneに移植したら器量が落ちた理由が分かりました。レンダリングの違いです。

下の画像は、上段はDAZ Studio、下段はiCloneです。
上段左からDAZ Studioの作業画面のキャプチャ、3Delight レンダリング、Iray レンダリング、
下段左からiCloneの作業画面のキャプチャ、Previewレンダリング、Finalレンダリングです。
iCloneではどれもあまり変わりません。DAZ StudioのIrayレンダリングの威力がすごいなと思います。
DAZとiClone比較

DAZ StudioのIrayレンダリングでの肌のトーンの統一性と目のリアルな輝きは、iCloneでライトを調節したり、影をコントロールしたり、レンダリング設定を変えたりしても、とても敵いませんでした。

別人のようになってしまったNylyssaをZBrushで加工して、さらに別人に変えてみたのが下の画像です。赤い服はオリジナル、白い服が加工したキャラクターです。下半身をはじめ、全体的に細身に加工しました。目は大きくしたのですが、ここでトラブルが発生してしまいました。Genesis 8では、キャラクターと睫毛が別扱いになっているせいか、目を大きくしても睫毛が追随せず、睫毛が目から離れてしまったのです(下右の画像の赤矢印)。靴の時と違って、細かいところなので、マスクを上手くかけられず、睫毛を移動させるのに苦戦しています。

Genesis 8 Femaleの美形キャラを買いました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/09/05(火) 19:54

Genesis 8(G8)は、G1~G3までのクローンを内蔵しているので、男女関係なく、それらの服を着せることができるという点で画期的なので、これからはG8の時代になると思います。

G1、G2、G3からG8 へのモーフの移植に挑戦するのは後回しにして、G8の綺麗なテクスチャを手に入れるためにG8の美形キャラを買うことにしました。

DAZ 3D、Renderosity、Hive Wire 3Dなどのサイトを見てまわって、一番美しいと思うキャラクターを、値段を考慮することなく選びました。それがNylyssa for G3/G8で、下の画像はDAZ StudioでIray レンダリングしたものです。品があり、癖のない優しそうな美人で、発売当初からブックマークしていました。このキャラクターは、ZBrushで加工して作られているので、G8のHead モーフやBodyモーフ、Victoria 8は必要ではありません。G8をこんなに綺麗に加工できるのなら、月川も頑張ってドール風に加工したキャラクターをつくってみたいと思っています。
顔のアップ

NylyssaにG3F用のHot Jumpsuitを着用させると、下の画像で示すようにDAZ Studioの中ではちゃんと着用できました。
Hairタイプで

しかし、下の画像で示すようにFBX出力したデータを3DXchangeで読み込んだ瞬間に靴が大胆に脱げてしまいました。こういった現象は時々起こり、特にMarvelous Designerで作った服を移植した時によく見られました。この現象を月川は「謎の瞬間移動」と名付けて、移植を諦めていました。
3DXchange

ところが今ではZBrushがあるので大助かりです。靴の位置の調整が楽にできます。時代が進むほど不可能だったこともできるようになるのだな~と感慨深く思います。

しかしながら、1日経って、間違ってMelite HairをつけたままFBX出力し、3DXchangeで開くとMelite Hairは「謎の瞬間移動」をして顔の真ん中まで落ちていましたが、靴はちゃんと着用できていました。次にMelite Hairを削除してFBX出力し、3DXchangeで開くと、靴は「謎の瞬間移動」をせず、ちゃんと着用できていました。ZBrushで位置を調節する必要は全くありませんでした。「謎の瞬間移動」への対応法として、何か不要なものをくっつけて、次にそれを削除して出力するという方法が普遍的に有効なのかどうかは、サンプル数を増やして確認していきたいと思います。なお、ヘアとキャラクターは別々に出力して、iCloneの中でドッキングさせるのが便利です。

下の画像は、iCloneに移植してテクスチャを整えた姿です。DAZ Studioにいた時と比べて明らかに器量が落ちています。どこが違うのかを詳しく見てみると、第一は目です。目の輝きや光がかなり違います。改善策を考えながら動画を作り始めることにしました。
iClone

Fire Danceの動画をつくってみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/09/02(土) 23:28

3DCG業界では、Genesis 8(G8)の時代に突入していて、続々とG8FやG8M関連の素材が商品化されています。

その一方で、旧製品のバーゲン商戦も盛んになってきていて、いい素材が安い値段で入手できます。

そういう中から時間をかけて好みのものを探すのは至福の時間です。

今日は、V3用の素敵な衣装を見つけたので、ZBrushでV4に無理やり着せて、3人のFire DancerたちがFire Danceを踊る動画をiClone 7で作ってみました。

使わせていただいたアイテム
1. Firedancer for V3
2. Kemal Topalさんのモーション
3. サウンド YouTube Library
4. 編集と出力  CyberLink PowerDirector 15 Ultra
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