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月川拓海の世界 2017/4

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第一回 Reallusion Japan 3D キャラクタデザインコンテストが開催されています

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/04/15(土) 21:18

第一回 Reallusion Japan 3D キャラクタデザインコンテストが開催されています。

テーマは制限なしで、「iClone や Character Creator で作成したオリジナルキャラクターで投稿可能!最優秀の三名様に 50,000 円分の最新 PBR コンテンツなどの人気キャラクター作成パッケージ(Export版)をプレゼント!」とのことです。

投稿期間は2017.4.10~5.19、発表日時は2017.5.29、商品配布は2017.6.2です。

また、コンテスト審査は Reallusion ビジュアル&デザインチームの方で選考するとのことです。

投稿注意事項として書かれていたのは次の事柄です。
・iClone や Character Creator を使用
・オリジナルキャラクターは国内外未発表のものに限ります
・正面、背面又は 2 つ以上の角度の JPG 又は PNG データ
・応募は日本国内に限らせていただきます
・1 メールアカウントで複数キャラクターの投稿可能ですが、受賞対象は1アカウント1作品となります

去年開催された3D Character Design Contestでは「優勝者には2000ドル、2位や3位に相当する賞では1000ドル、それ以外にモーションキャプチャーできるソフトやZBrushやMarvelous Designerなど、とても豪華な副賞のソフトがついていましたが、今回はAyakaとAssasinのキャラクターセットとヘアセットだけなんですね。5万円分に相当するそうですが、すでに買ったアイテムもあるし、賞品にあまり魅力を感じないのは月川だけでしょうか。

それから、「iClone や Character Creator を使用」と書いてありますが、これらのソフトにはキャラクターをモデリングする機能はなく、できるのはアレンジだけです。それで「キャラクタデザインコンテスト」を開催するというのは、無理があるのではないかと思って、「作品制限」という部分をよく読んでみると「必ずしも iClone と Character Creator だけで出来上がったキャラクターが投稿されるとは限りません。他のアニメーションツールを使用して修正することもできます。」と書いてありました。日本語が何だか変ですが、ZBrushやメタセコイアなどの「他のモデリングツール」を使ってもよいということだと解釈できます。

それで要求されているデータが、「正面、背面又は 2 つ以上の角度の JPG 又は PNG データ」というのも何だか変だと思いました。去年のコンテストでは、iCloneで動かせる形式のキャラクターに変換して、そのキャラクターが本当にiCloneで動いている証拠を示す動画を投稿しなければならなかったのですが、今回のコンテストでは必ずしもiCloneで動かなくてもいいということなのでしょうか?これでは、3Dキャラクター風のカッコいいイラストを描ける人が有利な気もします。まあ、キャラクタデザインコンテストなので、作ったキャラクターをiCloneで動かせなくてもいいので、デザインで勝負してくださいということなのかもしれません。

なお、主催者はReallusion Japanであり、日本国内からの応募に限っているので、要求されているキャラクターは、日本人好みのものであると思われますが、審査は Reallusion ビジュアル&デザインチームの方ということなので、どのような作品が選ばれるのか分かりませんね。

個人的には、MMDやDAZ Studioのベンダーさん達にもコンテストに参加していただき、ドールのように美しい和風の美形キャラクターがたくさん見られることを期待しています。
コンテスト

CybeLink PhotoDirector 8を使ってみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/04/13(木) 22:57

CybeLink PhotoDirector 8 (定価9800円)は、写真編集に必要なツールが多数収録された写真編集ソフトです。

エディションによって、機能が少し違います。

今回は、iClone 6で描いた画像をCyberLink PhotoDirector 8 Ultraに取り込んで、いろいろ加工していく解説動画を作りました。

ナレーションは、かんたん!AITalk? Plus 4話者パックの「せいじ」を使いました。

編集と出力は、CyberLink PowerDirector15 Ultraで行いました。

今回の解説では触れませんでしたが、パノラマ写真を作ったり、顔の入れ替えをしたり、モーションブラー効果を加えたり、写りこんでしまった不要なオブジェクトを削除できたりといった優れた機能がたくさんあります。

個人的にはビューティメイク機能が一番気に入っています。

ZBrushCoreでのモデリング:ピクスドール風の少女に挑戦

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/04/08(土) 23:21

ZBrushCoreでピクスドール風の少女の頭部のモデリングに挑戦してみました。

マテリアルは、Cap whiteがライトの効果も上手く表現されて肌が綺麗に見えるように思います。
髪の毛やまつ毛もつくりました。
髪の毛やまつ毛の作り方は、次の動画を参考にさせていただきました。

Zbrush hair

snakehook eyelashes

お手本のようなモデリングにはとうてい及びませんでしたが、つくっていて楽しかったです。

今日の絵は、昨日から作り始めたピクスドール風の少女の頭部です。

            ピクスドールにはとても見えないキャラクターの頭部

ピクスドール風頭部
ピクスドール風頭部3

おすすめの無料iClone素材

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/04/06(木) 21:34

Kemal TopalさんのYouTubeサイトでは、iClone用のたくさんの素晴らしいアイテム(キャラクター、モーション、小道具、サウンド)が無料でダウンロードできます。とてもありがたいです。

特に次の動画のYouTubeサイトの下欄からダウンロードできるアイテムは、おすすめです。

iclone Deadpool 3D model + animations

Iclone Conan exiles 2 pack 3D model + animations

Iclone Animals Pack 001 15 3D Models + 170 Animation + 64 Animal Sound
動物の鳴き声も入っています。

iclone animals pack 002 (Animations getting ready) (finish)

iclone animal packs 003

iclone animal pack 004 3D models + animations

Iclone 12 Dragon 3D Models + 187 Animations

今日の絵は、Kemal Topalさんのキャラクターだけを使わせていただいて作りました。画像をクリックすると拡大表示になります。

                  Kemal Topalさんのキャラクター
 
Kemalさんのアイテム
                  Kemal Topalさんのドラゴン

ドラゴン

ZBrushCoreでのモデリング:地味に修行中

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/04/04(火) 22:51

ZBrushCoreでのモデリングを地味に修行中です。

ZBrushCoreの修行には、福井信明さんが公開されている「ZBrushCore超入門講座」というチュートリアル動画がとてもわかりやすくて役に立ちます。

福井信明さんはアマゾンから「ZBrushCore超入門講座」(3996円)という解説書を4月12日に出版される予定で、予約がすでに開始されています。kindle版も時期は未定ですが予定はあるとのことなので、kindle版の方を買おうと思っています。

ZBrushCoreでは、いくらキャラクターや小道具をつくってもテクスチャ付きでiCloneに移植して遊べないので、いまいちモチベーションが上がりません。サブツールの中の頭部を選んでいるのに髪の毛に色がついたり、細い線を描いている時にブラシが飛ぶ現象もささいなことなのですが、やっていて疲れます。

ZBrush 4R8が発売されたら、ZBrushCoreでつくったものをZBrush 4R8で自動リトポして、テクスチャはUVマッピング変換することから始めます。

mixamoでは、ユーザーが作ったキャラクターに無料でボーンを入れてリギングしてくれるサービスがあるので、試してみたいです。

このサービスの利用方法は「Mixamo を使って無料で 3D モデルのリギングをする」というサイトで詳しく書かれています。こういうサービスはありがたいですね。

DAZ StudioやPoser Pro 11でもボーンを入れてリギングできるので、どの方法が自分に合っているのかを試してみるつもりです。

色んなものをモデリングするばかりではなく、DAZ のGnesis 3 Femaleなどの加工もやってみるつもりです。ボーンはそのまま使えるので、この方法の方が楽だと思います。すごい美形キャラクターができたら、動画つくりのモチベーションが上がると思います。

今日の月川の絵は、ZBrushCoreで球から少女の頭部を数時間で作り、数時間で手直ししたものです。

                 ZBrushCoreでつくった金髪少女の頭部
 
キャプチャ2の
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