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月川拓海の世界 2017/12

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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」最終回を見て

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/12/17(日) 22:03

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、初回から最終回まですべて見ました。

歴史の主役ではなく、端役にすぎない人物を主人公にして、どんな大河ドラマになるのかな~と、あまり期待しないで見ていましたが、なかなかの波乱万丈な人生で、ドラマチックだったので、感情移入して見ることができました。

高橋一生さんが演じられた政次が、これまでの大河ドラマにはない表裏のある人物像で、魅力を感じました。処刑シーンは圧巻でしたね。あの回が、このドラマのクライマックスだったように思います。

しかし、ドラマの後半は万千代のサクセスストーリーのようでした。これはこれでよかったのですが、楽しみにしていた本能寺の変や徳川家康の伊賀越えのシーンが省略されてしまったので、がっかりしました。

来年の1月7日(日)から2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まります。

主役の西郷隆盛役の鈴木亮平さんは、精霊の守り人のヒューゴ役を演じておられる俳優さんです。教科書で習った西郷隆盛とは似ていないように感じますが、どのように役になりきっていかれるのかが楽しみです。

今日の絵は、女城主に関連させて、女武者と伊予松山城を描いてみたものです。
sugatakさんのIyo Matsuyama Castle New Versionを使わwせていただきました。
女武者Aiko7

映画「 DESTINY 鎌倉ものがたり 」を見に行ってきました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/12/15(金) 19:28

映画「 DESTINY 鎌倉ものがたり 」を見に行ってきました。

ストーリーも映像も大変よかったので、お薦めします。

売れない作家が、死んだ新妻を黄泉の国へ行って取り戻してくる話です。

黄泉の国へ旅立つ新妻との別れのシーンが感動的で、感情移入して泣いてしまいました。
堺雅人さんも高畑充希さんも、とても上手かったです。

鎌倉が、「人間だけでなく幽霊や魔物も住む」という設定が大層面白く、魔物たちが集まる「夜市」や「黄泉の国」の不思議な美しさが強く印象に残りました。

特にVFXを駆使した黄泉の国でのアクションシーンは圧巻でした。



黄泉の国のモデルは、中国の湖南省にある武陵源と鳳凰古城だったそうですが、武陵源は映画「アバター」のモデルとなった場所でもあります。高さ326mの世界一高い野外エレベーター「百龍エレベーター」があって、自分の足で登ると2時間かかる距離をわずか1分というスピードで一気に登るそうです。

鳳凰古城の素晴らしい美しさもYopuTubeにアップされていたので、ここに貼り付けておきます。

3Dペイントソフト「MARI」について調べてみました

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/12/13(水) 22:18

Foundryの「MARI」は、映画やゲーム業界でも幅広く採用されている3Dペイントソフトです。日本語はサポートされていません。

3dnchuさんでも次の3回ほどMARIを記事にされています。
1. MARI INDIE&MODO INDIE - Foundryの3Dテクスチャペイント&統合3Dソフト!機能制限低価格版がSteamに登場! 2014.12.12

2. MARI indie 3.0 - 商用利用可!制限も緩和されたFoundryの3Dペイントソフトウェアのインディー向け低価格版!Steamから購入可能! 2016.02.05

3. MARI Non-commercial - 大手プロダクションも採用している3Dペイントソフト!非商用無料版がリリース! 2016.05.11

現在の最新バージョンはMARI 4.0で販売元では 1499ドルで、インディーゾーンでは245800円です。
月額制のサブスクリプションプランもあります。しかし、これは高いのでスルーします。
インディーゲーム開発者及びゲームアーティスト向けに機能制限された低価格バージョンMARI Iindie 3.0は15380円です。これは商用利用が可能で、価格も安いので、いいソフトなら買ってもいいかなと思います。

MARI Iindie 3.0がフルMARI 3.0と違う点(MARI Iindie 4.0はまだ発売されていないようです)
4Kまでの解像度で 16bitカラー に制限
PSD, PNG, TGA, JPEG のエクスポートが可能だが、.exr、.TIF、.TIFF、.HDR、.dds、および.ptxは不可能
Pythonスクリプトが無効になっています。
1オブジェクトごとに-2テクスチャパッチ
カスタムシェーダーの使用不可
1つのプロジェクトに3オブジェクト

非商用の無料版もあります。
非商用バージョンでの制限は次のとおりです。
4Kまでの解像度で 16bitカラー に制限
エクスポート形式は、exr、.psd、.png、.tga、.jpg、.jpegに限定されています。
Pythonスクリプトが無効になっています。
オブジェクトごとに6つのUVテクスチャパッチがありますが、チャンネルとレイヤーは無制限です。
一度に最大5つのオブジェクトで作業できます。

完全な商用版の体験版はここ。使用期間は30日間です 。

iCloneキャラクターの改変計画

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/12/12(火) 23:12

ZaneとJade
上の画像は、iCloneの新キャラクターで、左がJade、右がZaneです。

2体とも個性的すぎて使いづらいので、DAZやMMDキャラクターのような綺麗な肌の自分好みの美男美女に改変しようと思います。そうすればReallusionやMarketplaceで売られているiClone用の衣装を着用させられるので、動画つくりの幅が広がります。

月川は、Zbrushで形は多少加工できるようになりましたが、テクスチャは今まで二次元のお絵かきソフトでしか加工したことがありませんでした。

それで、三次元でテクスチャを加工することにし、今日はZBrushで色塗りをしてみました。
Jade
上の画像は、Zaneの形を少し加工し、いたずら描きしたものです。

Zbrushでは、ローポリのキャラクターにきちんと色を塗るのが難しいので、ポリゴン数を増やしたのですが、アイラインや眉毛などの細かい部分に正確に色をつけることができませんでした。

「MARI」のような他の3Dペイントソフトを試してみようと思います。

写真編集ソフトのCyberLink PhotoDirector 9とPaintShop Pro 2018 Ultimateの比較

 written by 月川拓海 投稿日時:2017/12/10(日) 16:09


上の動画は、一昨日買った写真編集ソフトのPaintShop Pro 2018 Ultimateの中のチュートリアル動画の中のTurn your JPEG Photos into HDR Imagesで使われている動画です。このチュートリアル動画を見て、JPEG画像をHDR画像へ変換するだけなのに、なんて手間がかかって面倒くさくて時間がかかるんだろうと思いました。

Cyberlink
上の画像(クリックで拡大)は、CyberLink PhotoDirector 9の作業画面です。このソフトなら、JPEGなどの画像を ワンクリックでHDR画像などに変換できます。いえ、実はワンクリックもいらないです。効果を試す前に効果を適用した場合の結果が画面の左で可視化されているので、一目でどのような効果を適用したらよいかが分かります。手間も時間もほとんどかかりません。選ぶだけです。選んだ後の加工も自由にできます。

なので、写真などの画像を手軽に編集加工するだけなら、CyberLink PhotoDirector 9の方がはるかに優れているので、お薦めします。

では、PaintShop Pro 2018 Ultimateは、買って損したソフトなのかと言うと、そうではありません。
Photoshopのような使い方ができるからです。
自分的に有用だと思えることを次に列挙しておきます。
1. Paintshop Pro用プラグインの他、Photoshop用プラグインも利用でき、インストールすることでPaintshop Pro上から呼び出すことができる。
2. ワープブラシやピクチャーツールブラシ、クローンブラシなど、魅力的なブラシがある。
シームレスタイル
3. 効果/イメージ効果/シームレスタイルでシームレスな画像ができる。上の画像。
万華鏡
4. 効果/反射効果/万華鏡画像を作れる。上の画像。
パターン
5. 効果/反射効果/パターンでパターンを作れる。上の画像。
6. ベクター イラスト制作ツールでの描画もできる。

要するに、CyberLink PhotoDirector 9にもPaintShop Pro 2018 Ultimateにも優れた面とそうでない面があるので、上手に使い分けることが大事だと思います。
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